小学生でも分かる経済学

経済学の歴史をちょこっと知るだけで、頭がすっきりします

経済学の歴史をちょこっとしっておくだけで、
理論や、考え方の流れをつかむことができるので
今の時代に言われている経済学のルールがわかるようになるよ(^_-)-☆

 

最後まで読んでみてください。
確実にあなたの頭の中を変えて見せます。

 

 

【18世紀】
重農主義・
・・・フランス人ケネーは、富は農業から生まれ、それが貿易を通じて全階層に分配されると考えた

 

アダムスミスの経済学・
・・当時のヨーロッパで流行っていた重商主義(貿易を通じて金や貨幣を蓄積して、富を増大させる思想)
を否定して、「見えざる神の手」のフレーズで有名な自由放任主義が富の生産と分配にもっとも効率的だという近代経済学の基礎を作り上げました。

 

比較優位説
・・・リカードという経済学者が、各国が得意なものを生産して仕事を分担して自由貿易を推進すれば世界が豊かになると考えました。

 

 

「限界」の概念が作り上げられる・・・・これは後でしっかりやりますからご安心を。
メンガーとワルラスとジェボンズの3人が提唱したこの概念は経済学の歴史にとって非常に大きな意味のあるもので、限界革命ともいわれます。

 

【19世紀】
ケンブリッジ学派の登場
・・・アルフレッド・マーシャルが「需要」と「均衡」の考え方を提唱して、これが近代のミクロ経済学の基礎になっています。
そしてその弟子のケインズは師匠のマーシャルを超えてしまいます。
「供給によって需要がつくられる」という定説を覆し、「需要が供給をつくる」という理論を提唱してケインズ革命と言われました。

 

ちなみにマーシャルの弟子にはピグーという人もいて、その人はマーシャルの理論(古典派)を最後まで信じていました。
そして厚生経済学という分野を作ることになります。

 

ケインズについて学べるとっても分かりやすい番組があったので張っておきますね(^^♪

 

 

市場任せの新古典派?それとも政府の介入を認めるケインズ派?

よく経済学の父なんていわれているアダムスミスは市場には
「神の見えざる手(フランス語でレッセフェール)が働いているという考え方をしていました。

 

つまり商品の値段っていうのは、市場(人がモノを売り買いする場所)で
欲しい人と売りたい人の意思を反映して勝手に最適なものが決まる
と考えていたんです。

 

実際、経済学はこの考え方をもとに研究されてきていました。
こういう考え方のことを 新古典派経済学 と言います。

 

 

で、さっきも言ったように、この新古典派経済学に反対していたのがケインズです。

 

ケインズは
「市場なんて勝手に機能しないよ。政府が市場の需要を調整して
企業の生産活動を活発化する必要があるよ!」

 

と主張して、労働者の需要を作り上げれば、労働者の需要が増えて
市場が活発になると考えていました。

 

 

新古典派 ケインズ派


長い目で考えようよ。供給があるんだから欲しい人が生まれるはず。だから政府の介入も必要ない。 
失業者なんてのはほっとけばいなくなるからダイジョブ


短期サイクルで考えろ!需要が供給を産むんだ!当然政府は市場に介入しなきゃならなん!

 

 

生産資源の3要素って知ってる??

私たちが便利な生活をできているのも誰かが何かを作って(道路とか橋とかサービスとか)
それを使ているからだよね。

 

ちなみに、そういうものを作り出すために必要な3要素があるんだけど分かるかな?

 

答えは労働力・資本・土地の三つなんだよ(≧▽≦)

 

労働力ってのは、私たちが使うサービスや、建物を作る人達の事だよ!
コンビニを作っている人は大工さんだし、コンビニの店員さんは日本語が話せて
レジの操作をしたりする能力をもっている人のことだよね?
この人達は、戦争だったり、天災だったりで減ったり増えたりするから不安定なんだよ(;_;)

 

資本っていうのは、私たちが使うサービスを作るために必要な機械とか工場にする
設備投資のことだよ! たとえば、車ってのは色々なパーツを組み合わせて作られているよね?

 

※ちなみに車を作るために必要な道具とか、機械を買うために必要なお金のことを
「金融資本」 っていうんだよ★

 

===コラム〜金融資本の落とし穴======
実は金融資本っていうのは、平たく言えばお金のことだから
お金を作る権利を持っている人がいくでも作ることができるんだよ

 

もしYUIがお金を発行できる権利を持っていたら、なんだって買えちゃうよね?

 

でも日本では中央銀行がこの権利をもってるんだ
(ちなみにコイン=500円玉とかの発行権は政府がもってます)
※日本政府が日銀の株式を55%保有して、残りの45パーセントは
民間企業がもっていますがこれは公表されていません。。。

 

しかも実はこのお金を印刷(発行)することのできる権利を「紙幣発行権」と言って
世界中の紙幣発行権はユダヤ系の一族 ロスチャイルド一家によって握られているっていう
説まであるんだよ\(◎o◎)/

 

このお話は掘っていけばいくほど、きりがないけれど本当に深いです。
「事実は小説より奇なり」っていうことわざがあるように、お金をめぐる争いってのは
本当にドロドロです。

 

下の動画は貧乏になりたくなければ絶対みておいて損はないですよ。
〜お金の仕組み〜

 

最後に土地

 

これは不動産のことと思ってくれていいです。
労働力確保のためには、どこにどんな不動産を建てるかも
影響しているので、いい場所は希少性が高いので土地代が高いです。

 

 

21世紀を勝ち抜く為の経済世界史記事一覧

日本について

その2つのキーワードは「オイルショック」と「バブル」です。もしトイレットペーパーが無くなったらどうする?いまから40年前の1973年中東の石油が多く取れる国に多くエネルギー資源を依存していた(今もなんだけどね・・)ニッポンは大パニックになりました。なぜかというと「石油の値段が上がってトイレットペーパ...

≫続きを読む

 

アメリカについて

もしかしたら耳にタコができるくらい聞いたかもしれないし、もしかしたらもう説明なんてされなくてもわかってるかもしれないけどYUIはもう一度説明するからわかってたら飛ばしてね(≧▽≦)世界中を恐怖のどん底に陥れたアメリカの住宅ローン問題2008年以前収入の低い人達向けに住宅ローン(サブプライムローン)と...

≫続きを読む

 

タイの通貨危機について

一つの国の経済に別の国の経済状態が大きな影響を及ぼすようになった現代。つまりグローバル化が進んだ金融の世界では、ある国の経済成長が悪い状態であったり、治安が悪かったりすると外資系企業がその国から引き揚げてしまったり、海外の金融機関も損することを予測してすぐに撤退してしまうこともしばしばあります。(最...

≫続きを読む

 

中東について

中東諸国は、20世半ば以降、彼らの強みである石油資源を生かして、莫大な富を築きました。60年代までは世界中の原油の価格を石油メジャーと言われる欧米資本が握っていましたが、70年代にはいると産油国が積極的に原油の価格設定の権利を彼らから奪い返そうとし、それに成功して世界の石油の価格設定に大きな影響力を...

≫続きを読む

 

BRICSについて

2003年にアメリカの証券会社ゴールドマンサックス(通用GS・・・ガソリンスタンドじゃないですよ)が2003年の投資家向けのレポートの中でブラジル ロシア インド 中国 の頭文字をとってBRICs(このsは複数形のs)として紹介しました。BRICs諸国には「人口が多い」「面積が広い」「天然資源がいっ...

≫続きを読む

 

 
TOP 世界経済史 (キホン編) ミクロ編 マクロ編 国際経済